
2025年の中学受験が終わり、親御さんの気持ちも少し落ち着いてきた頃ではないでしょうか。
しかし、
「受験が終わったらすべて解決!」と思っていたのに、意外と不安や悩みが続く… という家庭も多いのでは?
私はこれまで中学受験を終えた生徒を300名以上指導してきましたが、受験後の過ごし方が、その後の成長や充実度を大きく左右することを実感しています。
実は、受験後に「成功する家庭」と「つまずく家庭」には明確な違いがあります。
本記事では、「受験後にやってよかったこと」「後悔したこと」をランキング形式で紹介しながら、300名以上の指導経験から見えた「成功する家庭の特徴」を解説します。
【この記事を書いた人】


天野貴文
✅ 慶應義塾大学 商学部卒|慶應合格専門オンライン指導 🎯 15年以上の指導経験×100名以上の合格実績! 📌 E判定からの慶應合格、多数の逆転ストーリーあり 📌 英語・数学・世界史・日本史・小論文を徹底指導 📌 1日単位の学習管理 × 学部別対策で最短合格へ! 📝 個別指導で最適な合格戦略を提案 👨👩👧 受験情報&親御さん向けサポートあり ✉️ まずは無料相談!全国対応OK ✅
1. 受験後に成功する家庭の特徴とやってよかったこと
第5位:「リフレッシュ時間」を意識的に作った
• 成功した家庭の特徴: 受験のプレッシャーから解放された後、美味しいご飯を食べに行くやちょっと遠出するなど、親子でリフレッシュしながら気持ちを切り替えた家庭は、次のステップにスムーズに進めています。
中にはこんな意見がありました。
• やってよかったこと:
• 旅行や外出で「受験お疲れ会」を開催
• 習い事や趣味を再開し、新しい目標を親子で作る
• 友達と遊ぶ時間を積極的に確保
第4位:「親が受験のプロセスを学び、子どもと対話できた」
• 成功した家庭の特徴: 受験が終わった後も、子どもの成長を見守るために「学び続ける親」がいる家庭は、その後の進路選択もうまくいっています。

親も一緒になって成長するというのは、これまで見てきた親子間のあり方として大変良いものと思っています。
中にはこんな意見がありました。
• やってよかったこと:
• 「なぜその学校を選んだのか?」を子どもと改めて話す
• 学校のカリキュラムや部活について親も調べ、入学前から準備

まだ小学生のお子様に全てを考えさせて、決めさせるのは難しいです。できる子もいますが、大抵は難しいと思った方が良いです。
第3位:「受験の成功・失敗を振り返り、次につなげた」
• 成功した家庭の特徴: 受験の結果を「終わり」ではなく「次の学び」として捉えた家庭は、その後の成績の伸びが違う。

ここはもの凄く重要なところです。中学受験で終わったわけではなく、その後の歩み方を明確に定めないと何のために中学受験をしたのか。。。となってしまいます。
中にはこんな意見がありました。
• やってよかったこと:
• 「受験を通じて成長したこと」を親子で話し合う
• 「この経験を次にどう活かす?」と考える習慣を作る
第2位:「親子のコミュニケーションを大切にした」
• 成功した家庭の特徴: 受験を終えた後も、子どもとの対話を大切にし、精神的なサポートを続けた家庭は、入学後も子どもが伸びやすい。

親が一方的に決めつけすぎない。子どもの意向も受け入れてあげる。中学に入っても良い成績でいるためには大事なことです。させられるだけでは限界があります。
中にはこんな意見がありました。
• やってよかったこと:
• 受験後も「今日の出来事を話す時間」を持つ
• 子どもの意見を尊重し、自主性を伸ばす
第1位:「合格をゴールにせず、受験を通じて成長できた」
• 成功した家庭の特徴: 受験を「単なる通過点」と捉え、勉強の習慣や努力する姿勢を大切にした家庭の子どもは、その後の学力も伸び続ける。

成長し続けることを大事にする。中学受験後の大学受験だけでなく、その後の人生にも大変意義のある姿勢だと強く思います。
中にはこんな意見がありました。
• やってよかったこと:
• 「なぜ学ぶのか?」を親子で話し合う
• 受験後も学習習慣を維持する工夫をする
2. 受験後につまずく家庭の特徴と後悔したこと
第5位:「親が受験の結果に執着しすぎた」
• つまずいた家庭の特徴: 合格・不合格に関わらず、受験の結果にこだわりすぎてしまい、親子の関係がギクシャクしてしまう。
こんなご意見がありました
• 後悔したこと:
• 「あの時もっと頑張ればよかった」と、必要以上に振り返る
• 他の家庭と比較してしまい、子どもにプレッシャーをかける

特に他の子との比較ばかりで責めると親子間の関係は悪くなる方向に行きます。
第4位:「模試の結果に一喜一憂しすぎた」
• つまずいた家庭の特徴: 受験後も模試や成績に過敏になりすぎてしまい、子どもがプレッシャーを感じる。
こんなご意見がありました
• 後悔したこと:
• 「もっと偏差値を上げるべきだった」と振り返りすぎた
• 入学後も成績の変動に親が神経質になりすぎた

勉強に対して責めすぎると難しい結果になりがちです。親子間で難しい場合は誰かを間に入ってもらうことで解決することも選択肢の一つとしてあります。
第3位:「生活習慣の乱れを放置した」
• つまずいた家庭の特徴: 受験勉強が終わった途端に、夜更かし・ゲーム漬けになるケースも。
こんなご意見がありました
• 後悔したこと:
• 規則正しい生活リズムを維持できなかった
• 健康管理をおろそかにし、体調を崩してしまった

良い中学に行っても、この悪習慣でその後ダメになったケースは多々あります。遊ぶ時間と勉強する時間。また寝る時間とメリハリをつけることが大事ですね。
第2位:「燃え尽き症候群になってしまった」
• つまずいた家庭の特徴: 受験を終えた後、目標を失い、やる気をなくしてしまうケースも少なくない。
こんなご意見がありました。
• 後悔したこと:
• 「受験後に何もやる気が起きない」と子どもが言い出した
• 次の目標を考えずに、ダラダラと過ごしてしまった

大学受験まであと最低でも5年は意識ない。というのがモチベーションが湧かない大きな原因です。そんな時は英検を受けるなど期日の近いテストを受けてモチベーションを上げるのは良い方法です。
第1位:「親子関係が悪化してしまった」
• つまずいた家庭の特徴: 受験期のプレッシャーの影響で、親子関係に溝ができてしまったケース。
こんなご意見がありました。
• 後悔したこと:
• 受験期に「勉強しなさい」と言いすぎた
• 受験後も親子の会話が減ってしまった

こういう時は学校の先生や塾の先生など誰か間に入ってもらって、親子間のコミュニケーションを良くすることが良いです。良かれと思って言った言葉が原因で関係が悪くなるのを防ぐためにも
. まとめ
• 受験が終わった後も、親の関わり方次第で子どもの成長は大きく変わります
• 「受験=ゴール」ではなく、「成長のプロセス」として捉えた家庭が、その後もうまくいきます
• これからの学びをより良いものにするために、「受験を通じて得たもの」を親子で話し合ってみましょう!