
「うちの子、現代文は勘で解いている気がするんです…」
そんな声を、よく耳にします。
特に高校2年生の親御さんからは、
- 「現代文は昔から苦手で、諦めている感じがある」
- 「“なんとなく”選んで当たるときもあるけど、波が激しい」
- 「親として、どう声をかけていいかわからない」
といった不安が多く寄せられます。
ですが、ご安心ください。
読解力は“才能”ではなく、“技術”として育てていくことができます。
読解力は「感覚」ではなく「論理」で伸びる
現代文を“なんとなく”で解いてしまう原因の多くは、
文章の中にある「根拠」を見つける訓練をしてこなかったから。
たとえば正解の選択肢を選ぶときに、
- 「たしかにそう書いてあった気がする」
- 「雰囲気的にこれかなと思った」
という“感覚頼り”では、安定した得点は望めません。
読解力とは、「なぜこの答えになるのか」を言葉で説明できる力です。
オススメ教材:「入試現代文のアクセス」
はじめの一歩としてオススメなのが、
Z会の『入試現代文のアクセス』シリーズ。
この教材は「読解の視点」「根拠の示し方」が非常に丁寧に書かれており、
特に現代文に自信のない子にこそ使ってほしい1冊です。
ポイントは「解説までが勉強」だということ。
✔️ 勉強の流れはこう進めると◎
- まず問題を解く(時間を計って集中)
- 正解・不正解に関わらず「なぜその選択肢にしたか?」を自分の言葉で説明
- 解説を読み、「読み方・根拠・引っかけ方」を確認
- 間違えた原因を分析し、再度解き直す
親としてできる声かけとは?
実は、現代文の力を伸ばすうえで親の関わり方も非常に大切です。
難しいことを教える必要はありません。
🔸 答えを見ながらでOK
🔸 「どうしてその答えを選んだの?」と聞いてみる
🔸 「その考え方、いいね!」と認めてあげる
こうした問いかけが、
子どもの「思考の言語化」を助け、読解力の土台になります。
まとめ:読解力は今からでも伸びる
- 読解力は“才能”ではなく“技術”
- 正解の根拠を言語化する習慣が大切
- 親も一緒に考える姿勢で、子どもの理解は深まる
高校2年生の今こそ、「読み方」から見直すチャンスです。
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