
「うちの子、将来のこと、何も考えていないみたいで…」
「志望校も決まってないし、やる気があるようにも見えない」
「このままで、大丈夫なんでしょうか…」
このようなご相談を、本当に多くの親御さんからいただきます。
高校2年生、3年生。
いよいよ進路選びが現実味を帯びてくるこの時期、
子どもがまだ“動き出していない”ように見えると、不安なりますよね。
でも、安心してください。
実は“動き出せない理由”には、ちゃんとした背景があるのです。


天野貴文
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■ 目標がないのは、“やる気”がないからじゃない
「なんでやる気を出さないの?」
「進路、決めなさいよ!」
つい、そんなふうに言いたくなってしまうこと、ありますよね。
でも、子どもたちと日々向き合っていると、はっきり分かることがあります。
それは——
目標がないのは、やる気がないのではなく「自信がない」から。
「どうせ自分には無理」
「やってもできるようになる気がしない」
そんな気持ちが根底にあると、
未来を想像すること自体が、怖くなってしまうのです。
■ ある生徒のストーリー
実際に私が見てきた中に、こんな生徒がいました。
中学・高校と、学校に通うことが難しかったある男の子。
将来のことなんて、まったく考えられない。
英語も数学も基礎がボロボロ。
本人も「自分なんて…」と自信をなくしていました。
でも——
彼は「中学英単語を1日20個ずつやる」と決め、
小さなステップを毎日積み重ねていきました。
そして、1年後。
関西大学の英文科に合格したんです。
きっかけは、
「英単語帳を1冊、最後まで終えた」という**“やり切った感覚”**。
「自分にもできた」という感覚が、自信の芽を育てていったのです。
■ 親ができる3つのこと
では、そんな“自信のない子ども”に、親として何ができるのでしょうか?
私は、次の3つの関わり方がとても大切だと感じています。
① 小さな努力を見つけて、ちゃんと褒める
「今日も英単語テスト20個、頑張ったね」
「昨日より少しだけ集中できてたね」
結果ではなく、“行動”や“変化”を褒める。
それだけで子どもは「見てもらえてる」と感じ、自信を取り戻しはじめます。
② すぐに目標を求めず、“今できる一歩”を一緒に探す
「志望校がない=ダメ」ではありません。
目標がない今だからこそ、「とりあえず英単語からやってみよう」と、
一歩を踏み出す環境を整えてあげることが大切です。
③ 子どもの“変化”に気づき、言葉にして伝える
「この前より、集中してる時間が伸びてるね」
「毎日続いてるの、すごいと思うよ」
こうした“気づき”を言葉にすることが、
子どもにとっては何よりの励ましになります。
■ 目標は“動きながら”見えてくる
子どもにとって、未来はまだぼんやりしています。
でも、大人が“信じて見守る”ことさえできれば、
彼らはいつか自分の力で進み始めます。
志望校がまだ決まっていなくても、大丈夫。
まずは、小さな一歩を一緒に踏み出してみませんか?
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最後にひとこと
お子さんの「目標がない」という状態は、
伸びしろの“前段階”かもしれません。
焦らず、少しずつ、自信を育てていけるよう応援しています。
