
2025年度の 早稲田大学 と 慶應義塾大学 の出願状況が発表されました。
どちらの大学も 多くの学部で志願者数が増加 しており、受験生にとって 競争が激化する可能性 があります。
この記事では、 出願状況の詳細とその背景を考察 していきます。


天野貴文
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早稲田大学 2025年度 出願状況(前年比)
政治経済学部 経済学科:
+399名(1,269名 → 1,668名 / +31.4%)
法学部:
+408名(4,346名 → 4,754名 / +9.4%)
商学部:
+816名(7,730名 → 8,546名 / +10.6%)
文学部:
+735名(7,755名 → 8,490名 / +9.5%)
文化構想学部:
+448名(6,898名 → 7,346名 / +6.5%)
教育学部 教育学科(A方式):
-27名(1,008名 → 981名 / -2.7%)
全体的に志願者数は増加!特に 経済学科・商学部が大幅UP!
慶應義塾大学 2025年度 出願状況(前年比)
文学部:
+485名(4,131名 → 4,616名)
経済学部 A方式:
+230名(4,066名 → 4,296名)
経済学部 B方式:
+338名(1,853名 → 2,191名)
法学部 法律学科:
+187名(1,657名 → 1,844名)
商学部 A方式:
+192名(4,615名 → 4,807名)
商学部 B方式:
+506名(2,533名 → 3,039名)
理工学部(学門A~E 合計):
+389名(8,248名 → 8,637名)
総合政策学部:
+294名(2,609名 → 2,903名)
環境情報学部:
+159名(2,287名 → 2,446名)
医学部:
-73名(1,483名 → 1,410名)
薬学部 薬学科:
-200名(1,372名 → 1,172名)
慶應も全体的に志願者数が増加!特に 商学部 B方式は +506名と急増!
2025年度 早稲田・慶應の出願者増加の考察
2025年度の出願状況を比較すると、 早稲田・慶應ともに多くの学部で志願者数が増加 していることがわかります。
では、 なぜこれほど出願者数が増えたのか? その理由を考察してみます。
① 少子化でも難関私立人気は健在
日本全体では少子化が進み、大学全体の受験者数は減少傾向にあります。しかし、
就職に強い
ブランド力がある
学費が高くても価値があると評価される
といった理由から、 早稲田・慶應の人気は依然として高い ことが分かります。
② 安全志向の受験生が増加
国公立志望者の併願増加
MARCHレベルの受験生が上位校を狙う傾向
浪人回避のために私立を多く出願
近年の受験生は 「浪人したくない」「確実に合格したい」 という意識が強まり、安全志向の受験傾向が見られます。
特に、経済・商学部の志願者増加 は、就職の強さを考慮した出願が影響している可能性が高いです。
③ 入試制度の変化や共通テストの影響
2025年度入試では、
共通テストの難易度変動
推薦入試・総合型選抜の枠拡大
→こちらにて推薦入試の影響について詳しく解説しています

入試方式の変更
などが影響し、一般選抜の出願傾向にも変化が見られています。
特に、商学部 B方式 の増加(早稲田 +816名、慶應 +506名)は、
「推薦枠拡大で国公立が厳しくなった受験生が、一般選抜に回った可能性」も考えられます。
まとめ:2025年度は倍率UPの可能性大!
2025年度の 早稲田・慶應は多くの学部で出願者増加 という結果になりました。
倍率が高まることで、合格ラインが上がる可能性 もあります。
志願者が増えた学部・学科の受験生は、早めの対策が必須!
受験生の皆さん、 最後の追い込みを全力で!
最新の出願倍率や受験情報を随時チェックして、 適切な受験戦略 を立てましょう!