2025年度の 早稲田大学 と 慶應義塾大学 の出願状況が発表されました。
どちらの大学も 多くの学部で志願者数が増加 しており、受験生にとって 競争が激化する可能性 があります。
この記事では、 出願状況の詳細とその背景を考察 していきます。
天野貴文
慶應義塾大学商学部卒業。教育歴15年以上、これまで100名以上の生徒を志望校合格へ導いてきました。一人ひとりの可能性を信じ、才能を最大限に引き出す指導を大切にしています。 E判定から慶應合格、学年最下位から医学部合格など多数の実績あり 生徒1人ひとりと向き合う少人数指導を大切に毎日の学習確認で成績UPを徹底サポートしています。
📌 早稲田大学 2025年度 出願状況(前年比)
✅ 政治経済学部 経済学科:📈 +399名(1,269名 → 1,668名 / +31.4%)
✅ 法学部:📈 +408名(4,346名 → 4,754名 / +9.4%)
✅ 商学部:📈 +816名(7,730名 → 8,546名 / +10.6%)
✅ 文学部:📈 +735名(7,755名 → 8,490名 / +9.5%)
✅ 文化構想学部:📈 +448名(6,898名 → 7,346名 / +6.5%)
🔻 教育学部 教育学科(A方式):📉 -27名(1,008名 → 981名 / -2.7%)
💡 全体的に志願者数は増加!特に 経済学科・商学部が大幅UP!
📌 慶應義塾大学 2025年度 出願状況(前年比)
✅ 文学部:📈 +485名(4,131名 → 4,616名)
✅ 経済学部 A方式:📈 +230名(4,066名 → 4,296名)
✅ 経済学部 B方式:📈 +338名(1,853名 → 2,191名)
✅ 法学部 法律学科:📈 +187名(1,657名 → 1,844名)
✅ 商学部 A方式:📈 +192名(4,615名 → 4,807名)
✅ 商学部 B方式:📈 +506名(2,533名 → 3,039名)
✅ 理工学部(学門A~E 合計):📈 +389名(8,248名 → 8,637名)
✅ 総合政策学部:📈 +294名(2,609名 → 2,903名)
✅ 環境情報学部:📈 +159名(2,287名 → 2,446名)
🔻 医学部:📉 -73名(1,483名 → 1,410名)
🔻 薬学部 薬学科:📉 -200名(1,372名 → 1,172名)
💡 慶應も全体的に志願者数が増加!特に 商学部 B方式は +506名と急増!
📊 2025年度 早稲田・慶應の出願者増加の考察
2025年度の出願状況を比較すると、 早稲田・慶應ともに多くの学部で志願者数が増加 していることがわかります。
では、 なぜこれほど出願者数が増えたのか? その理由を考察してみます。
① 少子化でも難関私立人気は健在
日本全体では少子化が進み、大学全体の受験者数は減少傾向にあります。しかし、
🔹 就職に強い
🔹 ブランド力がある
🔹 学費が高くても価値があると評価される
といった理由から、 早稲田・慶應の人気は依然として高い ことが分かります。
② 安全志向の受験生が増加
🔸 国公立志望者の併願増加
🔸 MARCHレベルの受験生が上位校を狙う傾向
🔸 浪人回避のために私立を多く出願
近年の受験生は 「浪人したくない」「確実に合格したい」 という意識が強まり、安全志向の受験傾向が見られます。
特に、経済・商学部の志願者増加 は、就職の強さを考慮した出願が影響している可能性が高いです。
③ 入試制度の変化や共通テストの影響
2025年度入試では、
🔹 共通テストの難易度変動
🔹 推薦入試・総合型選抜の枠拡大
→こちらにて推薦入試の影響について詳しく解説しています
推薦枠拡大で早稲田・慶應の一般入試が激戦に!倍率上昇の原因と今後の対策(2025年度)🔹 入試方式の変更
などが影響し、一般選抜の出願傾向にも変化が見られています。
特に、商学部 B方式 の増加(早稲田 +816名、慶應 +506名)は、
「推薦枠拡大で国公立が厳しくなった受験生が、一般選抜に回った可能性」も考えられます。
✅ まとめ:2025年度は倍率UPの可能性大!
2025年度の 早稲田・慶應は多くの学部で出願者増加 という結果になりました。
💡 倍率が高まることで、合格ラインが上がる可能性 もあります。
💡 志願者が増えた学部・学科の受験生は、早めの対策が必須!
🔥 受験生の皆さん、 最後の追い込みを全力で!🔥
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