
「勉強しなさい!」「頑張れ!」
そんな言葉をかけても、返ってくるのは「別に…」「うるさいなぁ」なんて素っ気ない反応。
頑張っているのに、どうしてこんなに響かないの?
そんなふうに感じること、ありませんか?
でも、大丈夫。
お母様の声かけは、実はちゃんと届いているんです。
今日は、「頑張れ」よりもっと効果的な声かけについて、そして、子どもが前向きに勉強できる環境づくりについてお話しします。
そして今回の内容は、YouTubeライブでも詳しくお話ししました。
この記事を書いた人


天野貴文
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「リアルな事例」と「具体的な声かけのコツ」 もお伝えしているので、ぜひアーカイブもチェックしてみてください!
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「ポジティブな声かけ」が響かないのはなぜ?
「良い言葉をかけることが大事なのは分かっているけど、うちの子には響かない…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、それは 「嫌がっている」のではなく、ただリアクションが薄いだけ なんです。
思春期の子どもたちは、親に対して素直に反応しにくい時期。
唯一、遠慮なく反抗できる相手がお母様だからこそ、そっけなくしてしまうんですね。
でも、心の奥ではちゃんと受け取っています。
だから、「どうせ聞いてないし…」なんて思わずに、これからも伝え続けてください。
大人になったとき、その言葉の温かさに気づく日が必ずきます。
「褒めても素っ気ない…」それでも伝わる愛
「せっかく褒めたのに、『別に』って言われる…」
そんな経験、きっとたくさんあると思います。
でも、これもまた思春期あるある。
本当は 『やめて』って言いながらも、心の中では嬉しく思っている ことが多いんです。
たとえば、小さな子どもが新しいことに挑戦して、「見て!」と言ってくるように、思春期の子どもも本当はお母様に認めてもらいたい気持ちを持っています。
ただし、褒め方にはちょっとしたコツがあります。
NGな褒め方
❌「すごいね!偉いね!」(抽象的すぎる)
❌「あなたはやればできる子!」(プレッシャーになる)
効果的な褒め方
✅「昨日より解くスピードが速くなったね!」(具体的な変化を伝える)
✅「毎日コツコツ続けているのがすごいよ!」(行動そのものを褒める)
思春期の子どもは、素直に「ありがとう」と言わないかもしれません。
でも、心の中ではしっかりと受け止めています。
声かけだけじゃなく、環境づくりも大切
「言葉だけでなく、習慣づくりや環境を整える方法も知りたい」
そんなお母様へ、今日からできる3つの工夫をお伝えします。
① 勉強する場所を少し変えてみる
机の周りのものを綺麗にする(漫画やゲームは目に入らないようにする)
図書館などで勉強するようにするなど
② 親が自分の「努力する姿」を見せる
お母様が何かに集中して取り組む姿を見せると、子どもは無意識のうちに「頑張ることが当たり前」と思うようになります。
「お母さんも頑張っているから、私もやってみようかな」と感じるきっかけになるかもしれません。
③ 小さな達成感を積み重ねる仕組みをつくる
勉強の記録をつけたり、シールを貼ったりすることで、「頑張った実感」を目に見える形で残せます。
小さな成功体験を積み重ねることで、自信につながります。
この環境づくりについても、YouTubeライブで「具体的にどんな工夫をすると効果的か?」を詳しくお話ししました。
今日からできること
お母様の言葉や行動は、思春期の子どもには響かないように見えて、必ず心の中に積み重なっています。
もし今、そっけない態度を取られても、大丈夫。
お母様が子どもを信じてあげることで、きっと未来は変わります。
今日も、親としてできることを一つだけ。
「この子は大丈夫」
そう信じてあげることから、始めてみませんか?
最後にこの言葉の意味を知る1人のエピソードをご紹介します
「子どもを信じる力」—エジソンの母の物語
ある日、トーマス・エジソンは学校から一通の手紙をもらい、母親に渡しました。
母はそれを読んで、涙を浮かべながらエジソンに言いました。
「あなたの先生は、あなたがとても優秀すぎて、この学校では教えられないと言っているわ。だから、これからは私が教えますね。」
それから彼女はエジソンを自宅で教育し、やがて彼は発明王になりました。
後にエジソンは、母の遺品の中にその手紙を見つけます。
そこには、こう書かれていました。
「あなたの息子は、知的障害のため、これ以上この学校で教えることはできません。」
母は、息子の未来を信じ続けました。
だからこそ、彼は世界を変える発明家になったのです。
YouTubeライブでは、さらに詳しい事例を紹介!
今回の内容をもっと深く知りたい方は、ぜひ YouTubeライブのアーカイブ をご覧ください!
実際の生徒の事例や、お母様たちからのリアルな質問にもお答えしています。
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次回のライブでは、
「子どもが勉強を習慣化するための親の関わり方」
についてお話しします!
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お母様の笑顔がお子様の力になります。
今日も、親子で一歩ずつ前へ進んでいきましょう!