
このままで大丈夫?やる気が見えない受験生に、親がすべき“たった一つのこと”
「うちの子、全然やる気が見えなくて心配…」
そんな風に感じている親御さんは、きっと少なくありません。
でも、実は“やる気がないように見える子”にも、ちゃんと理由があります。
今回は、300名以上の生徒を見てきた中で分かった
「やる気が見えない受験生」の“本当の心理”と、
親として“今すぐできるたった一つのこと”をお伝えします。
◆ やる気が見えない子の“本当の心理”とは?
一見、やる気がなさそうに見える生徒たち。
でも心の中ではこんな声が渦巻いています。
• 「どうせ自分なんて無理…」
• 「頑張っても結果が出なかったら怖い」
• 「言われた通りにやってもうまくいかないし…」
つまり、“やる気がない”のではなく、“自信がない”のです。
さらに、親や先生から何度も言われているうちに、
その言葉が「雑音」になってしまうことも。
「勉強しなさい」
→ はいはい、わかってるって。
→ …また言ってる。うるさいな。
こんな風に「言われ慣れている」状態になると、
いくら正論を言っても、子どもの心には届かなくなってしまいます。
◆ 解決のカギは「小さな目標」と「一緒にやる姿勢」
では、どうすれば良いのか?
答えはシンプル。
小さな目標を一緒に立てて、それを一緒にクリアしていくこと。
たとえば――
「今日は英単語20個だけ覚えよう」
「数学の問題集、1ページだけやってみよう」
最初は「こんなんでいいのかな?」と不安になるかもしれませんが、
やらないよりはマシ。そして、“できた”を積み重ねることこそが自信に繋がります。
◆ NG対応・OK対応:親の声かけが未来を変える
❌ NG対応
• 「なんでやらないの?」
• 「このままだと落ちるよ」
• 「◯◯ちゃんはもっとやってるよ」
これらの言葉はプレッシャーだけが残ってしまい、
逆に子どものやる気を奪ってしまいます。
✅ OK対応
• 「最近どう?」と余白のある声かけ
• 「〇〇、よく頑張ってるね」と具体的に進捗を褒める
• 「このやり方、自分で選んだんだね」と“選択”を認める言葉
ポイントは、「自分で選んだ」と感じさせること。
そして、「できていること」にちゃんと目を向けて伝えること。
◆ 実際に変化した生徒のエピソード
◆ 反抗的だった子が慶應義塾大学に現役合格
高校2年生まで、親にも先生にも強く反抗していたある生徒。
でも、少しずつ小さな達成を一緒に喜んでいくうちに変化が。
「英単語、今日は500個も覚えたね。前は0だったのにすごいね」
こんな風に具体的な進捗を一緒に振り返り、定期的に褒めることで、
次第に表情が和らぎ、最後には慶應義塾大学に現役で合格。
彼がふっと見せたあの微笑み、今でも忘れられません。
◆「指示」から「相談」へ。子どもが変わった瞬間
別の生徒では、私が一方的に指示するのをやめて
“相談モード”に切り替えたところ――
生徒自身が自分のやりたい勉強法を考え、
自ら計画を立て始めました。
「数学のこの単元、テストは無理でもしっかり理解したい」
そんな本人の気持ちを尊重した結果、
中2で学年最下位だった子が、なんと現役で福岡大学医学部に合格。
やる気は外から与えるものではなく、
「信じて任せる」ことで内側から育つものだと実感しました。
◆ まとめ:やる気がないんじゃない、「自信」がないだけ
• 「なんでやらないの?」ではなく
→「最近どう?」と聞いてみる
• 「このままじゃ落ちるよ」ではなく
→「今やれてること、すごいね」と伝えてみる
• 「自分で選んだ」と思える声かけと、小さな目標の成功体験を一緒に積むこと
🔑 今日のキーワード
やる気がないんじゃなく、“自信”がないだけ。
子どもが変わるかどうかは、親の関わり方次第。
焦らず、信じて、一緒に進んでいきましょう。
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